お知らせ

2016/05/25

アトピー性皮膚炎

先日、アトピー性皮膚炎の方を治療させていただきました。

西洋医学において、アトピーとは「よく分からない」という意味だそうです。
よく分からないが、皮膚のかゆみや湿疹がでてきてつらいという事。
現在も色々研究はされているようですが、決定的な治療法もあまりなく、
ステロイドなどで、症状を抑えていらっしゃる方が多い。

東洋医学では、アトピーは体内に熱が停滞することで起こると考えられています。
食事や運動などで、体内で熱が発生し、その熱を対外に放出することが苦手なため一生懸命皮膚に働きかけることでかゆみや湿疹などの症状が出現するということです。

熱を放出するのが苦手と言いましたが、具体的に言うと
肺の機能が弱い方
呼吸が弱かったり、浅かったりすることによって熱を放出しにくい
現に、皮膚炎などを持っている方には小児喘息・喘息などになった事がある方が多かったりします。
後は、逆説的になりますが、
胃腸が弱い方
食事をすると、消化などによって体内に熱が発生します。
胃腸が弱い方は、その消化に時間がかかり胃腸内に食物が長く停滞します。
それによって、普通の方異常に食事の際に熱が発生してしまいます。

人によっては、他にもありますが、
鍼灸では、こういったところに注目して治療を行います。

肺の機能・呼吸には、肩甲骨の動きであったり、背部(腰も含む)の動きの連動ができてない方が多かったりするので、背部(肺愈・腎愈などと言われるツボ)に鍼をして連動できるよう促したり、
胃腸が弱い方には、
おなか周りや足のツボで胃腸の働きを整えていきます。

日々のストレスや疲れなども症状を悪化させる原因になりますので、
日常生活の指導などもしていきます。

アトピーなどの疾患は、一度や二度で良くなるというものではなく、
治療をするにも根気がいるものですが、
鍼灸で体内から改善することで、成果は挙がると思っています。
もしアトピーなどでお悩みの方は、まずは相談からでもお気軽にお越しください。

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吉祥寺みやま鍼灸院
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住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町3丁目14-8
TEL:0422-69-2318
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